HOME > 学習ノート > 実践的評価法「足部」> 「膝部」> 「骨盤」> ■ 評価法 骨盤2 初心者のための骨盤の見かた、考え方 骨盤は台形です。それをイメージして下さい。 難しく考えずにシンプルに考えましょう。 近くに消しゴムがあれば手に取って下さい。それを骨盤と見立てましょう。 理解しやすいかと思います。 AーBは腸骨稜、(ベルトの位置)CーDは上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)です。 (椅子に座った時足の付け根付近にある固い骨)と考えて下さい。 図1の様に捻れが無ければ平行になると思います。 では、消しゴムを捻って下さい。当然ですが、歪んでしまいます。 骨盤も同じでAーCの長さとBーDの長さが異なってしまいます。 すなわち、骨盤が傾斜しているか、横に捻れていることが考えられます。 次は背面を観察してゆきましょう。 はじめに骨盤が前方や後方に傾斜していないか確認して下さい。 次は左右の上後腸骨棘(じょうこうちょうこつきょく):(PSIS)に拇指を当てて 高さを見て下さい。 高さに違いはないでしょうか。高いほうが前に倒れていると考えられます。 また消しゴムを使いましょう。同じ高さに丸印をつけ捻って見て下さい。 高い位置にくるのはどちらでしょうか。PSISも同じことが理解できたと思います。 初心の方ですと、他人の着衣の上からでは分かりずらく戸惑うでしょう。 慣れないうちは、自分の身体で位置を知っておくと良いでしょう。 ベルトの位置からだと手のひらを横にした辺り、かなとかです。 場所が場所だけに、もぞもぞされてはあまり気持ちの良いものではありません。 プロは自然な美しく、無駄のない動きで施術を行います。
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