学習ノート

小柳手技療法の学習 評価法 足の観察

 
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 足から見る観察法 2

  
初心者のための観察法 2  

   足から太ももまでを下肢(かし):(足部、膝部、下腿部、大腿部)といいます。
   ちなみに腕は上肢(じょうし):(手部、前腕部、肘部、上腕部)といいます。
   また、押すことを、押圧といいます。体重を利用して押圧しますから、力は要りません。
   手の平のことを手掌(しゅしょう)といい、手の甲のことを手背(しゅはい)といいます。

   
 
   足底の観察が済んだら、次に下向きのままで、足から大腿部まで手の平で押圧します。
   押圧はしっかり支えて、手の平で包み込むようにしながら、ゆるみを取り上へと行きます。
   
手の平は広い面を触れるので、多くの情報をもたらしてくれます。

   両足底から手の平(手掌)で下腿部、膝窩部※、大腿部を押圧して行きながら、筋肉の硬さ、
   柔らかさや冷たさ、温かさを感じ取りながら、
違和感があればそれは治療につながる重要な
   ポイント
です。

   そこはなぜ違和感があるのか?
   理由が必ずあります。
   それを確認し、治療を行います。

   
   施術の実際

   私たちは下向き、上向きという言い方をしています。
   仰向け、うつ伏せと急にいわれると、すぐにどっちかを思い出せないものです。
   上向きは仰臥位(ぎょうがい)、背臥位(はいがい)といい、下向きは伏臥位(ふくがい)
   腹臥位(ふくがい)といいます。
   
   患者さんに対しては分かり易い言葉を使う習慣をつけましょう。

   次回は上向きで身体を観察して行きましょう。


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