学習ノート

小柳手技療法の学習 評価法 足の観察

 
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  実践的評価法 「足部」

  
評価法 足部  
  
    歩く姿1 歩行者2名 歩く姿 数名

   経絡から知る方法は実際に講座などで学びませんと難しいと思いますので、一般の方でも
   分かる検査法を実際にしてマスターしましょう。
   本来は理学療法士が訓練機関で学び、実践している方法です。

   評価法(簡単な検査)

   
すべての講座に当てはまるのですが、整体やフットを学ぶ方は特に覚えておいて下さい。
   役に立つことが必ずあります。またこの程度の事が分からないと困ります。

   なお、この評価法を記すにあたり、日本の医道社や理学療法関連の書籍,DVDなどを参考に
   しておりますことをお断り致しておきます。
   ぜひそれらもご覧になって頂き、研究、研鑽して頂きたいと思います。

   モデル等は当スクールの生徒さんに協力して頂きました。
   厚く御礼を申し上げます。

   主に関節部分を取り巻く、筋肉、骨、靭帯、神経などを理解するために1500円程度
   の本を一冊買って、ご覧になられると良いでしょう。
   例:ぜんぶわかる筋肉・関節の動きとしくみ事典 成美堂出版などで十分です。

   すぐに知りたい時にはネットを利用し、検索エンジン
グーグルで検索して調べましょう。

   教科書的に書くと下記のようになるが、大切な事は、
患者さんが元気になるためにどう
   するかを考えるということです。


   意義
   患者の持つ症状や障害を把握して、それらの情報を分析し、治療方針を立て、その治療
   成果を確認し、患者の将来を予測する過程である。

   目的
   ①患者の全体像の把握
   ②治療計画の参考
   ③目標設定に役立てる
   ④将来のための基本線の設定を行う

   過程
   ①情報の入手
   ②分析と考察
   ③目標設定とプログラム立案

   正確な診断を行うには体の様々な領域を調べ、
主観的評価と客観的評価を行います。

   まず、初めに主観的評価を行います。
   一般的な問診をした後にそれぞれの部位に適したことを聞きます。
   次に客観的テストを行い、最後に触診をして全体的な把握をして評価を出します。

   若い人に多い、スポーツによる捻挫や挫傷などの急性疾患、年齢に従い、関節炎など
   慢性、変性的疾患が多くなり可動域も小さくなります。

   若い時は、身体全体を使って動くが、年齢と共に小手先だけで動くようになる気がし
   ます。どうか、そんなことも頭の片隅において検査を進めて下さい。


主観的    年齢、年代により疾患の種類が異なることに注意。 
  男:肩、膝の柔軟性の観察 女:筋力、安定性を高める運動
 日常の生活スタイルの確認、立ち仕事か座り仕事か、重いものを持つか、運動の有無、スポーツ歴。 
  疾患の種類、期間、部位、処方などの把握。
  症状の始まりは事故直後か後でか、症状の悪化や緩解の動作・時間帯、性質(痛みの種類)、診療機関
 による診断、検査、治療の種類、 効果の有無など、薬物服用の有無、処方などの把握。
 
 患者の治療目標の確認をして情報収集し、評価を行う。
 目標と治療計画の説明をし、認識、理解してもらう。
 目標に応じた機能障害改善のアプローチの選択を行う。
客観的   ・自動的関節可動域テスト:領域ごとに行い、可動域、その部位の一般的能力、関節の動きを知る。

 ・他動的関節可動域テスト:生理学的な関節可動域、関節の最終可動点(限界点)、痛みの有無の確認
 など。関節の構造と安定性を知る。

 ・特定部位の弱さ①神経障害②痛み③炎症④不安定性の確認。

 関節の安定性-靭帯のテスト、特に肩関節の安定性を調べるのに欠かせない。
 腱炎は肩関節(特に前方)の不安定性が原因である。
 ・腱反射、感覚、徒手筋力テストにより神経根の炎症などの重要な障害が判明できる。
 体の部位に応じた徒手テストより最終評価の精度を上げるのに役立つ具体的な情報が得られる。

   


   
実践編

   「足・脚の診かた」

   
足部 

   人体を頭部、頚部 体幹、体肢に分けます。体肢をさらに上肢と下肢に分けます。

   簡単に言いますと体幹はボディ、体肢とは手(腕)、足(脚)のことです。

   下肢は大腿部・膝部・下腿部・足部に分けられます。

   足の骨は大きく「足根骨」「中足骨」「趾骨」3つのブロックに分かれています。

   足根骨は固く密着していますが、中足骨、趾骨はフレキシブルに動きやすくなっています。


   
姿勢から判断する
   (1) 足、脚について
   常に全体と部分、部分と全体を意識的に見ることが大切で、ぜひとも習慣づけたいものです。
   これから見ていく
足や足関節は最も重要な部分的観察ポイントになります。
   年齢や運動歴なども考慮に入れつつ触診しましょう。
   年配者の場合、若い時にスポーツをしていた場合、足の関節やひざを痛めている可能性が
   あります。

   
◆ 観察ポイント
   それぞれの姿勢で検査をしましょう。

   1)立位(立って、歩行も含む)
   2)仰臥位(あおむけ)
   3)伏臥位(うつぶせ)
  
人体のモデル人形 脚の検査と膝  1)膝の状態-まず、膝をちょっと緩めた状態で立っているか、
  ピーンとつっぱった状態で立っているかを見て下さい。
  ・通常の立ち方でない場合には特に注意して観察して下さい。
  ではなぜ少し膝を緩めた状態で立ってるのだろか、
  なぜつっぱったような(ロックした)状態なのか。


   常になぜだろう?と考える習慣をつけましょう。

   検査に限らず施術の時にも当てはまることです。
 足の検査法
  
   
     2)次は土踏まずの高さです。
   土踏まずは高いのか低いのか、横から見たときはどうか。

   ・自分の足とほかの誰かの足と比べてみて下さい。違いは明確に分かります。
 
    3)第1 中足骨骨頭の内側部分の隆起(バニオン)の有無、足の指(足趾)が
   真っ直ぐに伸びているか曲がっているのか。
   ※皆さんがそこが飛び出している人を見ると外反母趾だねという場所

   ・
低い場合は下腿部が捻れ、膝蓋骨、股関節、腰部に負担がかかりますので
   土踏まずを支える物が必要になります。

   ・
高い場合は運動連鎖により他の部位に負担がかかるので、土踏まずにアーチ
   サポートを置いて筋肉を緩めることが必要です。

   腰痛で悩んでいる人でアーチサポート(詰め物を入れたりして調整する)を
   するだけで改善される場合もあります。

   横方向から観察して土踏まずの高さを見る、脚の長さに差のある人は、多くの場合
   長い方の足の土踏まずが低くなります。
   バランスをとるために脚の長さが短くなります。

   次に評価法に入ります。


   次は   評価法の実際 足部2                                    
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